横浜市緑区の植木屋 中嶋です。
夏が近くなり、植木の伸びる時期となってきました。
そのため植木屋の繁忙期にもあたるのですが
ご家庭によっては、家族や自分で切りたい方、すでに切っている方も多いと思います。
今回は、これから切ってみたい、始めたい方向けに必要な道具の紹介をします。
どれもホームセンターなどでそろえられるラインナップですので是非みてください。
目次
切る道具
掃除道具
その他の道具
1 切る道具
お庭に生えている植木によって必要なものは変わってきますが
これらがあれば問題なく、殆どの植木を切れる3つを紹介します。
1つ目は剪定バサミです。
名前の通り、剪定に使うハサミになります。
これは片刃(片方にしか刃がついていない)で硬い植木の枝を切るハサミになります。
逆に柔らかい葉などを切るには向きません。
価格帯的には2000~3000円ぐらいだとはずれがないと思います。
2つ目は刈り込みはさみです。
葉が茂っている植物を刈り込むときに使う両刃のハサミです。
持ち手の長さによって切りやすさが全然、変わってきますので、切りたい植木が高い位置にあるならば、長いものをセレクトする。低い位置ならば逆に短いものをセレクトした方がいいでしょう。
刈り込みたい植物が複数あり高さなどがバラバラの場合は持ち手の長さを調節できるものもあるので、それをおススメします。
金額的には3000円~のものをおススメします。
3つ目はノコギリです。
ハサミでは切れない太い枝や幹を切るときに使います。
大切なことはガーデンコーナーで売られている剪定用のノコギリを選ぶことです。
大工さんが使うノコギリではいけません。生きている木では使いずらくで仕方がありません。
またノコギリの刃のギザギザが細かいほうが、剪定でつかう用途しては使いやすいです。
粗いのは伐採の方に向いています。金額的には3000円ぐらいで替刃が同時に販売されているものをおススメします。
2 掃除道具
植木は切って終わりではありませんので、落ちた葉や枝を掃除しなくてはいけません。
掃除道具は以下のものがあれば大丈夫かと思います。
熊手
広い場所では大きいもの、狭い場所では小さい熊手を使い分けると効率良くゴミを集めることができます。
テミ
熊手で集めたゴミをいれて運ぶのに便利です。塵取りとかねて使ってもいいと思います。
箒
熊手とテミで大部分のごみをとり終えたら、仕上げに使います。
経験上、一般的なシダほうきよりも、細見の竹ぼうきの方がは葉や枝などは集めやすいので
おススメです。
ゴミ袋
どの家庭にもあるかと思いますが、枝などで中から破れやすいので、外用として厚めのものをおススメします。また、枝などを入れる前に大きいままではなく、剪定バサミで細かくしていれるとベストです。
3 その他の道具
脚立
ご自宅の植木の状況によってなのですが、高い確率で必要なのが脚立です。
高い植木は登らないと切ることができません。
脚立を選ぶうえで、おススメは三本脚のもので、それぞれ足の長さを調整できるものです。
このタイプだと場所を選ばすにたてることが出来ます。
逆に一般的な4本足の脚立では傾斜がある場所では足場が安定して立てられませんので、
お庭では使うのは難しいと思います。
脚立の場合はホームセンターでは取り寄せになることもあるので注意してください。
腰袋(刃物ケースとベルト)
1で説明した切る道具を腰回りにつけるものです。
切るもは刃ものですから、使わないからといって道具をそこら辺の地面などに置いていては
ケガをする原因になってしまいますし、すぐに使えないと不便です。
そのために作業をスムーズに行うことを考えると必要です。
少し紹介する物が多くなってしまいましたが、これらがあれば問題なく、
ご自宅の植木に挑戦ができるかと思います。是非ご検討ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
Comments