• 植木屋 中嶋

植えてはいけない植物たち②(ツバキ編)

最終更新: 2020年11月22日

横浜市緑区の植木屋 中嶋です。

植木屋として管理の観点から

お庭に新しく植えるのにおススメしない植物について

書いていきたいと思います。(前回はこちら)


今回はツバキです。


ツバキについて

日本人では恐らく、知らない人がいないであろう有名な植物であり

和風の庭ではかかせない植木にもなっています。

冬場の花が少ない時期に大輪の美しい花を咲かせ、庭に彩をそえる大切な役割を果たしてくれます。


おススメしない理由

そんなツバキをなぜオススメしないのか

実はツバキ自体に問題があるわけではありません。

今回、ツバキと書きましたがツバキ科の全体をおススメしないのです。

それはチャドクガという毒蛾のせいです。

植木屋殺しと周りでは呼んでいますが

チャドクガは「お茶の木」に発生する毒蛾だったことから、この名前がついています。

恐ろしい毒蛾で、一番やっかいなのは毛虫のときです。

毛虫を直接触らなくても、風が強い日は毛が飛散し、それに触れただけでも

赤くはれて痛み、かゆみがが長く続き、場合によっては発熱も起こしてしまいます。

殺虫剤を噴霧しても噴射が強いと風と同じように飛散するので駆除も面倒です。

また死骸でも同じように毛が飛ぶので注意が必要です。


そんな恐ろしいチャドクガは「お茶の木」をはじめツバキ科の植物にはよくつきます。

しかも成虫が葉に卵を大量に植え付けるので1匹ではなく、群生して生きています。

正直、下の画像のようにかなり衝撃的でグロテスクな感じです。

それでも植えたい方へ

  1. 冬場によく葉の裏を見て、卵(茶色い稲荷ずしのような形)があったら葉ごと捨てる。

  2. 定期的に剪定や消毒をして、チャドクガにとって嫌な環境にする。

1と2を行えば、チャドクガが繁殖して、どうにもならない状況にはならなくてすみます。

前提として、マスク、ゴム手袋、ゴーグル、レイインコートなど毛が付着しても大丈夫な服装で行ってください。

1度発生すると、成虫になったものが生まれ育った場所に卵を産む可能性は高いので

卵を幼虫にさせない、成虫にさせないことが重要になります。


綺麗な花を咲かせるからと、あまり知らないで植えると大変になるケースもあります。

自宅のお庭に植えるその前に、事前の調べは大切かと思いますので

調べてわからない場合、それでも育てたいけどメンテナンスの仕方がわからない等で

お困りでしたら、中嶋に相談して頂ければと思います。


最後までご覧いただきありがとうございました。